炊飯器が使えなくても大丈夫!鍋でご飯を炊く方法【簡単】
こんばんは、ゆきおです。
今週末はせっかくの3連休なのに台風が近づいていますね。
先週の台風は私が住んでいる地区は特に被害がなかったのですが、静岡に住んでいる友人は2日ほど停電が続いたようです。
仕事柄 農家さんにお会いすることが多いのですが、台風対策ということで一足早くミカンを収穫したり 稲刈りしたりと今週は大忙しの様子でした。
今回の台風、勿論 被害ゼロが理想なのですが、万が一停電しても大丈夫なように鍋で炊飯する方法をご紹介します。
米さえあれば、数日は何とかなるのではないかという甘い考えですが、万が一に備えて、缶詰などの非常食は用意しておいた方が安心だと思います。
ちなみに、半年くらい前に書いたこのエントリと被るところ多しです。
鍋でご飯を炊くのって、慣れればとっても簡単。何より美味しくて早い!
特にこれからは新米がおいしい季節ですから、停電するしないは関係無く挑戦してみてくださいね。
ポイント1 しっかり水を吸わせる
これほんとに大事。急いでるときは仕方なく吸水せずに炊くのですが、なんか芯があるな…みたいな炊き上がりになります。
冷めたらぽそぽそするし…30分くらいで十分なのでこれは是非やりましょう。
水を吸わせるといっても、必ずしも水につける必要は無いそうです。
土井先生も水につけない方法を推奨しています。暖かい時期だと、水に浸けることでお米が発酵してしまう、とのこと。
先日、たまたま母に貰った20年以上前の雑誌の切り抜きにも同じことが書いてて「おお…」と感動しました。
米を研いだらザルに上げておくだけ。30分くらいしたら米粒の色が不透明な白色になります。それくらいになったらお鍋に移しましょう。
ポイント2 水の量は米と同量
米が3合なら水も3合、お気に入りのコップでお米を計ったのならそのコップで同じだけのお水を入れれば大丈夫。
雑穀を入れた場合はその分も水を足しておきましょう。わたしは米1合につき雑穀ミックスみたいなやつを大さじ1杯入れていますので、同じだけ水も追加しています。
雑穀分の水を入れ忘れることがたまーにあるのですが、水が足りないとやっぱりぽそぽそとした炊き上がりになります…。
温めて食べる分にはそこまで気にならないけど、お弁当に入れるとちょこっとさみしい。
なので、水もきちんと計って入れましょうね。
ポイント3 はじめは中火→沸騰したら弱火で10分
いきなり強火にしていませんかー!だめですよー!!笑
いきなり強火にかけると焦げます。経験談です。お米に水分が染み渡る前に蒸発しちゃうんだと思います。
普段の料理でも強火ってなかなか使わないと思いますが、炊飯の時は封印してください。ダメ、絶対。
沸騰してきたら鍋蓋がカタカタ鳴りますから、一息置いてから弱火にしましょう。
すぐに弱火にするより、しっかり沸騰させてから弱火にした方が何となく美味しい気がします。
その後、弱火に10分かけたら炊き上がりです。
ポイント4 蒸らす
火を止めたら蓋を開けて、さっくりと混ぜます。熱いのでヤケド注意。
十字に切るようにしゃもじを入れて、空気を底に通してあげてください。鍋底の米を上に持って来る感じでふんわりと混ぜます。
温度が下がらないように、手早くしましょう。さっくりと混ぜたら蓋をして10分蒸らします。
下の米を上に持って来ることでベチャっとせず、均一な炊き上がりに、なる、気がする。
10分蒸らしたら完成です。細かく書いたのですこしややこしく感じるかもしれませんが、実際にやってみるとすごく簡単。
これから新米の時期になるし、秋は美味しい食材が多いので、炊き込みごはんもぜひ鍋炊きしてみてください!
鍋はどんな鍋でも多分大丈夫。ただ、炊き上がると体積が増えるので小さい鍋は不適かも。
わたしはステンレスの鍋や土鍋、ティファールの鍋(買ったのが昔すぎてどれかわからない)やストウブ、色々な鍋で炊いていますが、どれも同じ炊き方で美味しく頂けています。
炊飯器があれば、わざわざ鍋で炊くことは無いかもしれませんが、覚えておけばいざという時に役立つはず!
A4サイズのレシピ(?)も作ってみました。